冬寒くならない、夏暑くならないためにも断熱材の知識が必要です！

断熱は大きく分けて、ウレタン系と無機繊維系、その他に分けられます。今回は押出法ポリスチレンフォームとグラスウールについてご紹介していきたいと思います。

押出法ポリスチレンフォームとは？

「押出法ポリスチレンフォーム」とは、完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材で、 耐水性に優れております。

特徴

・ポリスチレンに発泡剤、添加物を溶解混合して、押し出したブロックから成型した板状の製品
・断熱・気密性が高い
・遮熱も有効なので小屋裏にも利用できる

メリット

・施工が容易
・プレカット納品が可能

デメリット

・現場でのカットの場合、粉塵が舞う

グラスウールとは？

鉱物(ガラス)を細い繊維状に加工した物。壁・天井・床などに施工でき、価格も安価なため広く普及しています。

特徴

・ガラス繊維の間に大量の静止空気を含ませた製品
・密度が高いほど、厚さを増すほど断熱性が高い
・ガラス繊維が原料の為、燃えにくい

メリット

・吸音性に優れている
・防蟻性が高くシロアリの浸食が少ない
・価格が安い

デメリット

・水濡れを起こすと断熱性能が失われる為、雨の日などの施工に注意が必要

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