こだわる人の外壁編①〜窯業系サイディングと金属系サイディングとは？〜

外壁はデザインだけでなくそれぞれの特徴があり、屋根、外壁は外の過酷な環境から守るものです。立地条件の考慮不足やメンテナンス不足で失敗しないためにも外壁の簡単な知識をご紹介します！

そこで外壁編は
①窯業系サイディングと金属系サイディングとは？
②こだわる意匠、板張り、タイル、塗り壁とは？
以上、2回にわたってお送り致します。

「外壁に張る仕上げ板材のこと」
塗り壁や板材など昔は一般的だったのですが、施工性によりコストがかかるため仕上げ板材が主流になりました。

セメント質原料、繊維質原料、および混和材からなる混合原料を成型、養生硬化し、防火性能に優れ、強くてしなやかな板状の外壁材です。

・国内新築住宅の外壁材として最も多く使用されている
・施工性が高く工期が短い
・耐火性に優れている
・価格帯が幅広い
・カラーバリエーションが豊富

・定期的な塗装と洗浄
・張り替え
・シーリングの打ち替え
・部分補修(タッチアップ)

・シーリング切れ
・色あせ、汚れ、カビ、藻の発生
・クラック、割れ、反り
・凍害

・定期的な点検とメンテナンスの実施で10 年から40 年(立地条件や台風、地震等の自然現象の有無で変化します)

金属板と断熱効果のある板で出来た外壁材のことです。表面の素材には、「ガルバリウム鋼板」や「塗装ステンレス鋼板」などが使用されています。

・軽量（窯業系サイディングの約1/4の重さ）
・耐震性が高い
・凍害に強い

・定期的な塗装と洗浄
・張り替え
・シーリングの打ち替え
・部分補修(タッチアップ)

・シーリング切れ
・色あせ、汚れ、カビ
・本体のへこみ、変形
・サビ( キズかついた箇所、もらいサビ)

・定期的な点検とメンテナンスの実施で10 年から30 年(立地条件や台風、地震等の自然現象の有無で変化します)

以上、窯業系・金属系サイディングの簡単な基礎知識でございました。

如何でしたでしょうか！？

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