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家づくりでよく聞く「長期優良住宅」って何?
「長期優良住宅」とは
長期優良住宅認定制度の基準を満たした家の事
最近耳にする長期優良住宅。補助金などもあり注目が集まってますが、果たしてどのようなものなのでしょうか!?
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅として認定を受けた住宅のこと。
つまり長く安心に快適に暮らせる住宅のこと。以下の10種類の項目が認定基準となります。
《 戸建て住宅 》
◯ 耐震性:極めてまれに発生する地震に対し、継続して住むための改修の容易化を図るため、損傷レベルの低減を図る
(耐震等級2以上または免震建築物など)
◯ 省エネルギー性:次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保している
(省エネルギー対策等級4以上)
◯ 維持管理・更新の容易性:構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について、維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること(維持管理対策等級3以上)
◯ 劣化対策:数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること(床下空間330mm以上確保、劣化対策等級3相当)
◯ 居住環境:良好な景観の形成や、地域おける居住環境の維持・向上に配慮されている
◯ 維持保全計画:定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること
◯ 住戸面積:一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上あること
◯ 災害配慮:自然災害による被害の発生の防止又は軽減に配慮されたものであること(災害配慮基準)
《 共同住宅 》
上記戸建て項目の他、下記2項目が加えてあります。
◯ バリアフリー性:将来のバリアフリーリフォームの改修に対応できるようになっている(共同住宅等)
◯ 可変性:入居者のライフスタイルの変化に応じて間取り変更などが可能になっている(共同住宅・長屋)
どんなメリットがあるの?
補助金、住宅ローンの金利引き下げ、税の特例や地震保険料の割引等受けることが出来る
●地域型住宅グリーン化事業 長寿命型
補助金対象経費の1 割以内の額で、かつ住宅1 戸当たり110 万円(最大 )など補助金を受けることができます。
●住宅ローンの金利引き下げ
住宅ローンの金利を引き下げることができます。
例)フラット35S 金利Aプラン フラット35 の借入金利を当初10年 、年0.25 %引き下げ
●税の特別措置
一般住宅に比べて税の特別措置が拡充されます。
①所得税(住宅ローン減税)限度額の引き上げ
控除対象限度額3,000 万円⇒ 5,000 万円
②所得税 (投資型減税)
標準的な性能強化費用相当額 上限650万円の10%を、その年の所得税額から控除
③他にも登録免許税、不動産所得税、固定資産税にも適用
●地震保険料の割引き
所定の確認資料を提出するだけで、住宅の耐震性に応じた保険料の割引を受けることが出来ます
でもデメリットもあります。
それは建築後の維持費がかかる
おそらくデメリットの中でもこれが一番のデメリットかと思います。
一般住宅ももちろん維持費はかかります。
塗装だったり、設備の部分だったり。
しかし、長期優良住宅として上記にある10つの条件があります。
そこの維持にお金もかかるかと思います。
結論
得する人もいれば、損する人もいる
すごく当たり前のことではありますが、損する人もいるということ。
補助金を取得する事が目的になってしまって、本来の目的と違う方向に行ってしまわないように密な打ち合わせが必要だと思います。
もちろん、得をする人もいますので、詳しくは木ノ香Houseにご相談下さい!!